http://jp.reuters.com/article/ldp-proposals-defence-idJPKBN16T0XZ
それしかない。弾道ミサイルの迎撃には無理がある。現状、日本を射程に収める北朝鮮の弾道ミサイル200〜300に対し、射程500キロのSM-3プロック1Aが4隻のイージス艦に8本ずつつまり32。
理論的に、全弾命中したとしても100発以上の弾道ミサイルには対抗手段がないということになる。PAC3による迎撃は半径20キロ程度の狭いエリアに限られるので、日本の大部分の地域が無防備ということだ。
技術的に、敵基地攻撃は難しいという実態はある。移動式の発射台を全て破壊することは不可能だろう。が、攻撃という選択肢が我国の防衛力に備わることはぜひとも必要だ。
敵国の攻撃力を完全に無力化することができなくても、敵国の攻撃準備や行動にある程度制限を加えることはできる。それだけ、我国の対応つまり迎撃のチャンスは拡大することになる。