護衛艦の負担軽減、精度の向上、費用ということを考えればなるほど納得のいく選択です。これくらいで迎撃システムは良しとしましょうよ。運用が航空自衛隊なのか、陸上自衛隊なのか分かりませんが。
実はその先の反撃能力保有を見据えた判断だと思います。海上自衛隊の護衛艦、潜水艦には反撃するための巡航ミサイル搭載の計画があります。だから、ミサイル防衛に関しては陸上の分担が必要になるわけです。
米朝関係が膠着している間に、我国としては我国固有の防衛力を構築していかねばなりません。「戦争にはなりそうもない」と安心している場合ではありません。アメリカだっていつ裏切るか分からないんですから、我国固有の防衛力整備が必要です。